吸血鬼
給料のうち、最初からどれくらい引かれているか、明細を改めてみるとギョッとする
諸々…半分くらい
昔、北欧の福祉国家で半分近く引かれると聞いたことがある
うーーん、我が国って、それ程に福祉国家ですか?
世の中に富を表す数字は、溢れるほどにある
しかし、将来に対する不安感は益々つのるばかり
もはや小手先で数字を集めても、この問題は根本的に変わらない解決しない
世の中全体が富を作り出せてないならば、数字だけ増やして、互いに数字を流通させても、戦時の配給制みたいなもの
働いて富を創り出した分から、やれ税金、株、配当金、契約料、等等の名目で、取り分をザックリ持っていかれ、残りの僅かな分を働いた人で分け合っている…そんな感じがする
富の中抜きが甚だしい
利権、システム、投資分、株、諸々の理由により、純利益から、吸血鬼に取り憑かれたかのように吸い上げられていくのだ…働けば働くほどに….
これでは真っ当に働く人達が農奴のよう
吸い上げられる分だけ元気もヤル気もなくなり、社会全体が意識することなくサボタージュ
働かない人の元に富が流れていき、働く人達の生活や未来が窮々する社会は、なんてつまらない社会だろう
今はまだ消えた方がマシとは思わないが
…
いっそのこと不労所得制度を廃止若しくは上限を設けて全員が全員一人残らず勤労者になれば良いと思ったりする
全員が奴隷のように毎日昼夜休まず働けば平等です
暇だから、いろいろ争いが起こる
働く時間以外は疲れきって寝てれば争いは起こらないし、悪だくみもしないだろう
静かな社会が実現するのだ
資本主義に鎖を付けて、スローにするのだ