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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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今日、雪が降る?

寒い

だが雪が降るほどには寒くない

日曜日の朝に、これほど人出があるのは意外


皆、雪が降るかもしれないのに何処に行くというのだろうか?


人は何処から来て、何処へ行くのだろう?

人類の行き先が決まるのは、今の決断と行動次第で如何様にでも変わるのだろう


いつでも、今は、世界や人生の分岐点だ


もっとも私は、働き蟻のように、昼夜働くだけだけど

既にレールが敷かれていて、進むだけ


車窓の景色が流れていく


憂鬱な気分で、倦怠感を抱えながら、チベットスナギツネのような目で、外を眺める


…疲れて、眠い

…帰って寝たい

…暖かい部屋…珈琲を入れた匂い…カリカリに焼いた食パンに、ジャムを付けて食べたい

 ああ…多分、それだけで幸せになれる


 せめて、電車に揺られながら夢想する

 座ることができた


 それにつけても、やはり寒い

 今日は、約束などない限り、家にいるのが吉です


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