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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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歩く人

定年退職は先の話しなれど、その日を想い描いてみる



うん、まるで糸が、プツンと切れるような心持ち

きっとその頃には、子ペンペン達も一人立ちして、旅立っていることだろう

でも、大丈夫

私には心の友のペンペンさんがいる

でもきっと、周りに人が少なくなると、寂しいに違いないのだ

間違いないね


孤独は、そうわるくない

他人と関わり合う煩わしさがないし

けど、それだけではあかんなと思う

他者との関わりを残しておかないと情操的によろしくない

古きもの新しきもの、自分の中の核と他者との関わりの四つは、人生で必定とした方が良いではないかと思うのだ


ああ…スローライフ計画も進んでいないし

どうしようか?


人は停滞しないで、先へ歩いて行くが、自然の本能、

倒れ、事切れるまで、前へ歩いて行くのだ

私が人類を定義するならば、歩く人(ホモ・ウォークマン)なのか…な?

明日、人類が滅びるとしても、私の日常は変わらない

その程度で、変わることはない


ああ…まずは虚弱な体質を改善して、外を出歩きたい

布団の上に横になりながら、そう思う





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