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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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良悪は、周りの、効果、影響で判断するもの

当事者ではなく、関係ない周りが支える

そんな人の善性のみを頼りとした制度を、仮に可としたとする

(親切や思いやりを、制度に組み込んではならないと私は思うけども…)


かなり歪で脆弱な制度に思える

プログラマーならば絶対組まないプログラム

誰が考えたのだろうか?

そもそも支える基盤がないのだ

何事も施策には、最低限、予算と人が必要

それさえ用意しないまま、運用したとしても絵に描いた餅、通常業務を圧迫してままならず、それでも実装しようものなら現場は地獄と化すだろ



想像してみた…







地獄から抜け出そうと、制度という蜘蛛の糸に群がる人々

その人々分の業務をやらねばならぬ地獄の責苦に喘ぐ同僚を尻目に、救かろうと必死で登るのだ…


増えた業務の負担量を消化するため、効率化の名の下に、思いやり、親切などが捨てさられ、丁寧、確認がおざなりとなり、ミスや事故が常態化する

残業代にならぬ残業、休日ではない休日、名目だけの休憩が天井知らずに増えつづけ…

そこから、抜け出そうと、蜘蛛の糸に希望を見出し、利用者は増え続ける

だがそれは、新たな地獄を作り出すのだ


昔、西の諸国が中の国に、国を弱体化させようとばら撒いた阿片のような効果です


そして、陰の風が吹き荒れ、滅の雨が降る続けるのだ








なるほど…会社などの組織や社会を滅ぼすには、理想を実用化するために必要な予算も組まず人さえも準備しないまま、現場に丸投げで押し付ければ良いのか?


理想とは、絵に描いて掲げるだけでは、毒となる

地に足を着けて歩いて行くのが人であるから

その狭間を、知恵と努力と責任と、何より予算と人を準備して埋めなければ、理想には届かない


やはり、理想を実現するために、又は利用するために、自分以外の誰かを犠牲にしてはならないと私は思える





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