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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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タイムリープ

僕らは時間旅行をしている 過去から未来へと

陽は昇り 陽は落ちる 一日が過ぎ去る 

だんだんと加速していく

これは 僕らの意識の感覚の成せる技か

物理上は時間の流れの速さは変わらぬと考える


子供の頃 最初は遅く感じて 一日が長かった

今では一日が早い 意識が省略しているのか

時間停止と行かないまでも 丁寧に集中して生きれば

時間の流れは遅く感じるだろうか


疲れ果て気絶するように寝てしまう

早いよ あっというまに夜になってしまう

さすれば体力も関係あるのだろうか

身体の衰えが感覚に作用して 時間の流れを掴めないのだろうか

時間は進んでいる

時間の川を 僕という舟に乗って流れていく

川自体が先に行く程 急流になっているのか 違う

ならば ならば 一人に一つの川の流れが 違う

変わらない 川の流れは変わらない


ならば本に例えれば

本と言う時空が存在する

意識が本を認識する 最初は読む速度は遅い

慣れるに従い だんだんと速くなる

だから早く感じる 誰が読もうと本自体は変わらない

ならば 僕らは世界という時空の本を読んでいるだけなのか

違う 世界に存在する 本に描かられている人が僕自身だ

最初から最後まで 僕の有り様が書かれていることだろう

僕自身からは 僕の時間の流れからは逃れられない

ならば本を読んでいるのは別の僕なのか


内側から本を読んでいるのか




あ、朝ご飯の時間です。

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