未来予想図
正直者が馬鹿を見る
情報量満載の世の中
金魚鉢のように思惑が透けてみえる
怠慢と強欲が重なっている地層のように
課題は、先送りするなと先送り
既存の強固なシステム
固定化されるカースト制度
それでも人は生きていかなければならない
留めらぬ溢れたカオスが社会に流れていく
インドのような社会を思い浮かべる
彼の国は、疫病が流行した際も、何らかの手を打たずして、桁が違うほどの死亡者数を出していた…
だが達観するのは最後の方で良い
人事を尽くして天命を待つ
まずは、生き汚くも足掻くのが先であると思う
その頃この地では、民間主催の催しを実施し死亡者数に拍車を掛けていた
実施しなければ、命が救かった人もいたはず
開催決定者と民間団体長に対し髑髏拍車の勲章を授与し、日本の歴史に末長く記したい
だがもしあの頃、為政者が何もせず、インド並みに放置プレイしたならば、インド並みの死亡者数を出して、壊滅的な打撃を受けていたはずで、実施された施策により、救われた生命もあるはず
知らねども、影響や結果で、生かすために懸命に動いたもの達はいるはずとわかる
…その存在に救いを感じる
人を殺すのも、生かすのも人次第
インドはインドで魅力的な国ではあるが、私はまだ日本の国がよい
既存のシステムに組み込まれた私は、歯車で働いて働いて、あとは働くだけで、倒れながら考えてみる
資本家階級が固定化されて、流動しない時の歩みのない止まった未来
それは静かな、風のない徐々に腐り滅んでいく世界だと思う
そんな世界で、実質的奴隷にされずに生き抜くには職能ギルドを作って対抗するしかないだろうか?
でも、それでは中世に逆戻りです
過去によらず、未来予想図は新しい方がよい