平和と愛
風邪が流行ってるらしい
今、私は流行の最先端を、いってる?
私、やるじゃん
…コンコンッ 勝手に咳がでる
不如意である
ああ、豆腐の角に頭をぶつけたい気分になる
なにしろ背中の一点から倦怠感が身体中をほとばしり、ヤル気を削いでいくのだ
身体が前屈みになりて、つらい、苦しい、喉が痛くて喋れない
仕方なし
自宅で、ジタバタ四苦八苦しても治らないので、諦めて渋々病院に行く
院内は、凄い人混みで座る場所すらない
…と、思って呆気に取られてたら、ちょうど一つ空いて座れた
むう、流行っているのは、本当らしいと感じる
ああ、こんなにツライのなら、流行りと聴いたときに、うがいを励行するべきであったなと後悔する
私は、いつでも後になってから悔いる
なるほど…だから後悔と書くのかと得心がいく
だから、皆よ、外出する際は、マスクをして、帰宅したら、うがい手洗いを徹底するのだ….
などと注意を喚起しようと思ったやさきに咳がでる
身体が跳ねるように喉が痛くて、ひりつくような感じが嫌な感じで、酸欠のように頭がクラクラとして気が、遠くなる
診断結果…風邪と判明
薬を貰ってふらつきながら帰る
私は、なんて、ウイルスや菌に耐性がない身体であろう
たがこれは、根性や気合いで何とかなるものでない
絶対、人によって感じ方や痛みは、甚だ違うに違いないと、私は昔から確信している
私は微熱でも、足元がふらつき歩くのさえやっとで全精神力を結集して歩いていくのに、人には熱が38度越えても平気な人がいる
私ならば、幻覚をみて、立てない倒れてもそのままなレベルです
精神論が通用するなど強者の言い分で、繊細な弱者には、最初から白旗状態です
だから、たまに強者の鈍感さがイラッとすることもあり
平常心、平常心、何事も天秤を傾けたままではいけない
しかし、低調な今は心に余裕がない
嫉妬と愚痴と傲慢と憤怒で、魂が黒く沈んでいく
…世界に平和を、人類に愛を