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虚空
静かな海
なみうみぎわにひかえ 足下を濡らす
引いては返す波
ただ砂の上を歩いて行く
みる限り誰一人もおず
静かなときを繰り返す
海からの風 彼方から運ばれてくる
当たりて過ぎ去っていく
彼方の先は永遠に
過ぎゆく先もとこしえのさきのさき
振り返れば波打ち際の痕跡はなみにきえ
天空には無限の叢雲がおいしげり
道行く先には遥か遠くに岬の突端がみえるだけ
何もおらず何もない
ただ風だけが吹き去っていく
瞼閉じれば ただ虚空の音だけがある
静かな海
なみうみぎわにひかえ 足下を濡らす
引いては返す波
ただ砂の上を歩いて行く
みる限り誰一人もおず
静かなときを繰り返す
海からの風 彼方から運ばれてくる
当たりて過ぎ去っていく
彼方の先は永遠に
過ぎゆく先もとこしえのさきのさき
振り返れば波打ち際の痕跡はなみにきえ
天空には無限の叢雲がおいしげり
道行く先には遥か遠くに岬の突端がみえるだけ
何もおらず何もない
ただ風だけが吹き去っていく
瞼閉じれば ただ虚空の音だけがある
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