蝗害
意地悪は好きです
自分も皆も、胸がスッキリするような意地悪が好きです
米を溜め込み相場を上げる悪どい米問屋の米を盗みて庶民に米や財を配る鼠小僧とか、思わず応援したくなる
これは、合法的にズルするヤカラを、盤外からの修正作業であるから、これで天秤が釣り合うスッキリ感であろうかなと勝手に思っている
悪党なりの仁義は必要だが、どんな理由があろうとも、鼠小僧は地獄に落ちているに違いない
現代でも、この手の修正作業であると自分を騙し、どんな理屈をつけようとも糞野郎の犯罪者です
だが、もし鼠小僧が現代に産まれ代わって、庶民を救ける志しを持っているならば、今度は、ホワイト寄りのグレイな手法で修正作業をして欲しい
…
なんでもかんでも、取れば良いというわけではない
もし日常生活費に必要な、空気、水、米、寒さを凌ぐ暖を取るための燃料などが、ある所には沢山あるにもかかわらず、庶民に行き渡らなかったとしたら…一揆が起こります…背に腹はかえられず…過去の歴史が示している
大塩平八郎の乱を思い起こす
そしてこの場合、善悪が逆転する
悪いのは、困っている人達を見て見ぬふりをしている合法的に蓄財している極悪人共です
一揆や乱が発生するは善悪関係無い自然現象に近い
飛蝗が変化して、食い散らかしながら移動する現象に似ている…蝗害でしたっけ?
だが、巻き込まれるほうにしたらたまったものではない
蝗害は相手を選ばないから、善悪関係なく被害を受けるに違い無い
なんとしても回避すべきであると思う
個人の善意に頼った炊き出しなどの施しでは、根本的な解決にはならない
自分の食い扶持は、大人ならば、自分で稼ぐべきだから