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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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珈琲讃歌

久しぶりに昨日一時間走ったら、筋肉痛…

そして、腰が痛い 動けず

ああ、なんてことでしょう、せっかくの夏休みだったのに

これでは、部屋でゴロゴロしてるしかできない



いつもと変わらない気もするけど、行動が同じだとしても、選択の自由の有無が重要であると心得の掟


検索して腰痛に効くツボを押してみたりして、足掻いてみたりする…私は、諦めが悪く執念深いのだ

あきません…痛ひ

痛み止め飲んで、湿布を貼る

あきません…痛ひ


ああ…この憤りを何処にぶつければよいのか?



社会的自由について、ツラツラ考えてみた


 ひ、人は、自由だ…この際、なにしてもよい 自由だから

 だがそれは他人に迷惑かけなければの話

 つまり他人に迷惑をかけては、ならないのだ

 ここまでは子供でも分かる理屈


 ズバリ、故意とか内心の立証とか知らなかったから良いとか言い逃れできる余地を残すから、甘くなるのだ


 いったいこの甘さは、何処から来るのだろう?

 この白砂糖のような甘さは誰のためにもならない

 砂糖の大盤振る舞いである

 甘いのはスイーツや調味料に使う分だけでよいのだ

 社会が糖尿病を患って、通風になっているにも関わらず、まだまだ甘みを取ろうとしている

 既に病んでいるのに、薬ではなく、砂糖をまだ取るというのか?

 言い訳と言い逃れ、そしてそれを良しとする社会

 自分に甘いから他人にも社会にも甘くなるのだ



 外見と行動で判断すべきと思う

 一律一括で処断するのだ

 武士の掟なみの規律で、問答無用、切り捨て御免(比喩です)程度の厳しさが、今まさに必要ではないか?


 むろん、それによって不利益を被る場合もあるかと思う

 しかし、自分の外見に責任をもって装い、迷惑かける行動はしなければ良いだけの話で、不利益を被ることはないし、 そして普通の人は、それが可能で、(のり)を越えることはない 


 しかし人は完璧ではないから時折りミスをすることもあるだろう

 だが越えたとしても、普通の人がするミスなど偶々で、たいした迷惑でもないから、その小さな迷惑に相応の小さな贖罪をすればよい

 それは普通の人からすれば、償う機会を得られることだから私ならばwelcomeである


 だから、この解釈と手段によって本当に不利益を被るのは、悪人や迷惑を掛ける行動をする人だけ

 言い逃れや言い訳をして足掻き罪を逃れようとする悪人どもからしたら、なんて都合の悪い解釈とシステムだから…まあ、採用されることはないであろうなぁ


 この社会は、病んでいて、これからも砂糖を食べ続けるのだろう

 そして愚痴をグチグチ言うだけで、自らは何もせずに、そのツケは、社会的弱者が払うのだ

 そして、本当の悪人やそれを真似した悪人擬きが社会を謳歌することだろう


 砂糖漬けの、悪人に都合の良い社会だと思う

 街並みが白い結晶の砂糖菓子に見える


 だからこそ重ねて言うが、甘味だけではあかん

 身体には精神にも苦味や酢いが必要なのだ


 だからこそ苦味と甘味の結晶である珈琲ゼリーは素晴らしい


 そして苦味に該当するものが、畏れや諫言、叱り、罰であると思う それらは今まで社会から遠ざけて亡くしてきたものばかり

 だが畏れなどがあるからこそ、人は律して正道に立ち返ることができると思うのだ

 そして、苦味こそ子供には分からぬ大人の味

 諫言は耳に痛いものだが、甘言だけでは、心は育たず、いつまでも精神は子供のまま


 苦味を忌避する、心が子供なままの大人ばかりでは、社会は甘く腐って病んでいくに違いない







ああ…腰が痛ひ…

珈琲飲もうかな





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