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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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アキレスと亀

人種(ひとしゅ)を、一人の人として例えると、発展途上、未だ未熟なり


この事実は、一見して当たり前だから覆すのは難しい

何故なら、異論ありな人は、性格が悪いか、かなりの偏屈、どちらにしろ賛否両論は何事もあるし、例外はつきものだから、ここら辺はどうでもよいです


ああ…世界はこんなにも完璧なのに、人種(ひとしゅ)だけ未熟であるのは何故であろうか?





日光東照宮に逆木柱が使われている

これは、わざと逆さにしている

完璧に至れば、滅びに転ずるとの考えから、故意に完璧から欠けるようにしたという


なるほど…謂わゆる画竜点睛ですね

わざと未完成をもって、終えたのか


…ああ、だから人類世界は、こんなにも美醜が混ざり合い、残酷で冷徹で、未だに不完全であるのか

この故意に未完成は、神の謀り事の一端に違いない気がする


だとしたら人類(ひとしゅ)とは、完璧を目指しながら、辿り着けずに無限に足掻く運命(さだめ)なのか?

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