ブンブンブン
暴走族は嫌い
…何故か?
単に五月蝿いからデス
受験の夏を思い出す
午前2時頃、吹かした爆音とパラリラパラリラと煩い音がいつまでも続いて、都心から海の方へ去っていく
それが何分も続くのだ
どんだけ群れてるの?
…そして、又、午前4時頃、海の方から戻ってくるのだ
…寝れない、安眠妨害にも程がある
夏に飛び交う蚊より始末が悪い
温和な私でさえ殺意を覚える
取り敢えず呪っておく 呪うのはタダだし
あの時、沿道の住人達は、きっと皆、暴走族を呪っていたに違いないと確信している
何も言わないからといって、よいわけではない
この手の反作用は、水面下で、何時迄も広範囲に尾をひく
今でも赦す気には到底なれない
…なんて心が狭いのだろう私は
でも、それでよいのだ 致し方なし
だってこれは、心象の自然現象だから
彼らがどれだけ周りに迷惑掛けてるか、計算してみよう
都心から海まで、短めに設定して仮に20kmとする
沿道から爆音届いてる範囲が仮に小さめに50mとする
20m間隔で範囲を区切った場合、50×20の一桝に20人住んでるとすると、およそ最低2万人が暴走族を呪っていたことになる
あくまでも最低限の概算
かなり遠くまで轟いていたので、実際迷惑を被った人数を正確に計算したら、もっと…
これは凄い
知らない人達から、これだけ呪われるなんて、なかなかないよ
きっとあれは、他人様から呪われることに快楽を見出してるか、マイナスエネルギーを集めるために走っているに違いない
だとしたら、彼らの思う壺?




