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暗闇に沈む陽  作者: sakura
675/1028

ブンブンブン

暴走族は嫌い

…何故か?

単に五月蝿いからデス


受験の夏を思い出す

午前2時頃、吹かした爆音とパラリラパラリラと煩い音がいつまでも続いて、都心から海の方へ去っていく

それが何分も続くのだ

どんだけ群れてるの?


…そして、又、午前4時頃、海の方から戻ってくるのだ


…寝れない、安眠妨害にも程がある

夏に飛び交う蚊より始末が悪い

温和な私でさえ殺意を覚える


取り敢えず呪っておく 呪うのはタダだし

あの時、沿道の住人達は、きっと皆、暴走族を呪っていたに違いないと確信している

何も言わないからといって、よいわけではない

この手の反作用は、水面下で、何時迄も広範囲に尾をひく

今でも赦す気には到底なれない


…なんて心が狭いのだろう私は


でも、それでよいのだ 致し方なし

だってこれは、心象の自然現象だから




彼らがどれだけ周りに迷惑掛けてるか、計算してみよう

都心から海まで、短めに設定して仮に20kmとする

沿道から爆音届いてる範囲が仮に小さめに50mとする

20m間隔で範囲を区切った場合、50×20の一桝に20人住んでるとすると、およそ最低2万人が暴走族を呪っていたことになる

あくまでも最低限の概算

かなり遠くまで轟いていたので、実際迷惑を被った人数を正確に計算したら、もっと…


これは凄い


知らない人達から、これだけ呪われるなんて、なかなかないよ

きっとあれは、他人様から呪われることに快楽を見出してるか、マイナスエネルギーを集めるために走っているに違いない

だとしたら、彼らの思う壺?



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