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旋律
あろ?いつの間にか七人目が消えてました
マボロシはマボロシのまま…
空席になってしまったが 去る者は追わず、来るものは拒まずが自然で、風の如し
誰にも縛られはしない
音や風を閉じ込めることなど、出来やしない
だが、自分を表す一定の旋律はあるのだろう
微かな小さな音の旋律が、繰り返すうちに大きな完璧な旋律へと変化を遂げていく
でも、元は小さな旋律だった
三つ子の魂、100までも
元々の自分のカラーは変わらないという
鷹は、死ぬときも鷹のまま
当たり前のことだ