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暗闇に沈む陽  作者: sakura
66/1015

クルクルドゥッ

クルクルと回ってドゥッと倒れる


ああ 布団だ 何もかも みな懐かしい


我枕に泣き濡れて、金魚と戯る


水槽の中を、あちこち泳ぎ、水草を食べ、近づくと水面にて、口をパクパクさせて待つ

ああ この子は自由だなぁ


ああ 身体が動かない 一口も喋りたくない

おお かみよ なぜに人は、働かなくてはいけないのか


なんのために働くのだ


根源的な問いが我を苛む


ああ 働きたくないでござる 働きたくないでござる

奴隷だ 経済の奴隷でござる


旅行用のバカでかい鞄をガラガラと押して歩く人を何人もターミナル駅で見る度に思う

何故、可笑しい 我が働きに行くというのに何故…同じ人族なのに

わははははははひはひははは

まさにfarce



だから せめて 布団の上で横になっている間は放っといてほしい…

寝たら明日には回復スルカラ

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