焦げそう
相変わらず世間様は熱い
焦げそうです
それに比べて室内の、なんと涼やかなことか
まるで天国と地獄
何故に皆、外へ出掛けるのか…実に不思議です
私ならば、人のいない山川ならば、いざ知らず、用がなければ街中には行かない
さあ、街へ出よう
などと言った人がいるが、私は行かない
ヒートアイランド現象真っ只中のコンクリートジャングルに何故に、わざわざ行かねばならぬのか
余計なお世話です
しかし、そんな思いと裏腹に、日々の糧を得るためには、働かなくてはいかないのだ
外へ出なくては、いけない
い、嫌だ
ああ…働かない世界へ解脱したい
しかし、人が生きるためには社会が必要だし、その社会を維持・管理しなければ、社会自体が成り立たないのだ
社会基盤の、水、電気、ガス、道路、物流、及び人の食する第一次産業は、特に重要
無いと生きていけないし、現代社会を維持できない
それらに携わる人を優遇しても良いぐらい
重要な地位や任務には、それ相応の報酬を用意するのは、最低限の礼儀だと思う
たとえ本人達が、気にしなくとも
何でもかんでも平等にすればよいと言うわけではない
平等が美しく正義のように吹聴され、何でも真っ平らの平面が良いとされているが、なんと面白味がないことか
画一的な平等は、嫉妬に塗れた平等思想に陥りやすく唾棄すべきもの
それは、真の平等ではなく、平等の看板を掲げた個人的な恣意による不平等に他ならぬ、崇高な思いから生まれた平等とは真逆のものです
そして見るからに、現代に蔓延る平等とは、個の利益の思惑から生まれた、負の平等が大半を占めている
口に出していて、恥ずかしくないのかな?
物流の末端たるスーパーで買い物すると、驚きの物価高に、内心感嘆の思いです
物価の上昇に、給料の上昇が、遥かに追い付いていかない
待ってくれと言いたい
しかも、米が売り切れで高い米が、僅かにしか置いていない
なんてこと!
…携わる方々に期待したい