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きらきらひかる
人の人生とは、儚く消えていく一滴のしずくのようなもの
やがて、大洋にかえる
太陽の陽射しを浴びてキラリと光ることもあれ
しばしの個の旅
いずれ、はかなくきえ
蒸発するか、流れ流れていくか分からぬけども
記憶も思い出も消え、なくなる
生まれ栄え、冗長し、やがて覇気なくなり、静かに去っていくのだと
終わってしまえば夏の夜の夢のごとし
ならば、夢見を良くして楽しませてくれ
うるさいのも、さびしいのも真っ平ゴメンで御座います
ただ、キラッと光りしるしを付けてから、消えたいものだ