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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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旅人

旅に出た


山があり過ぎるほどあるのに、なしと称する他府県に車で出向く

諸事情により、午後のオヤツの時間から出発する

夕暮れ時に宿に着きて車を置き、周囲を散策、近場の店に入り夕食に焼肉を食べた後に、宿前を通り過ぎ、街道を離れ暗闇の住宅街を歩く


むろん目的地はラーメン屋である


なんと住宅街の一隅に所在してるのだ

既に調べはついている

歩いている途中から家屋がまばらになり道が舗装されてない砂利道へと変わる

緑と土と、人が住んでいる匂いがする

田舎のどこか懐かしい匂いです


夜空は曇天で月明かりはない

星空は見えない


暗闇の中、テクテクと歩いていく


暗闇に独りは怖くない

暗闇に人がいる方が怖いです






途中ルート確認したら目当ての場所を通り過ぎていた

あれ?暗闇ばかりで店は無かったけれど…?

引き返して探すと暗闇に看板があるのが見えた



…閉店してるやん!

検索結果では営業時間内なのに此れ如何に?

真っ暗で全然気付かず通り過ぎてしまいましたよ


あああ…


内心で慟哭の叫びを上げた後、潔く諦めて宿方向に戻る


だが途中、廻る寿司屋をみつけ、ラーメンを食して帰る

うむ…寿司屋のラーメンも、なかなか美味し


諦めないことがラーメンを食べるコツです



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