表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暗闇に沈む陽  作者: sakura
618/1026

真善美

どっかの坊様が言っていた


 花は果実となり

 月は出づれば必ず満ち

 灯火は油を足せば光りが増し

 雨が降れば緑は栄える


うんうん…なかなか美しくて良い

ちょっと言葉違うかもしれないし続きがあったけど、忘れた


いづれも、当たり前の現象を言っているに過ぎない

人が理解できる、この世の真理はあらかた語りづくされているし、調べれば出てくるし、森羅万象の智慧と知識の書庫の一割くらいは完成されてるのかもしれない


おそらく、人は知っている言えるだけでは、本当に知ってはいない

眺めて観察、五感、六感、七感…通じて感じつつも、食べて味わい理解して、咀嚼して腹に入れて、初めて知りつつあると言えるのではないだろうか…


すると、大抵の知識はメニュー表に載っているのを眺めているだけで、さも知っているかのように誤解してるだけ

本当は何も知ってはいないのだ

金額に応じて、何でも味わうことが可能なのに、なんてもったいない

そして食べないということは、メニューにフィードバックもできず、何の影響を及ばさず消えていくのだ…

それは、まさに今の私に違いあるまい

うんうん…クリエイティブという観点からみたら、その通りだけど、それもまたほんの一部に過ぎない


坊様の言いたいことは、とにかく何か為せば、相応の結果が返ってくる、だから善行を為しなさいと言いたいのかもしれない

たしか…後半がそんな感じであるのを思い出しました

でも、私は前半に感銘を受けた

これは、因果の概念を、端的に表しているから

この概念を否定するのは難しい

よほどの変態でなければ、通用する非常に強力な概念であると思う

美しささえ感じる…普遍的だからかな?

儚いものにも美を感じ、永遠なものにも美しさを感じるとは…美とはなんだろ?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ