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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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嫌です

千手観音は、その千たる手で全ての衆生を救うとされる


現実には地上に神はいません

たとえ居たとしても、神には神の領分があり、人には人の領分があります


それらをゴッチャにしてはよくない

甘えるなと言いたい

神は拝する存在で、親とは違う

人類は神から自立する道を歩んでいるから

でなければ今も世の中は暗黒の中世のままです

なによりなんでもかんでも神様に頼っていては、人の精神衛生上良くない気がする


神様は、富士山のように遠くから観て敬うぐらいがちょうど良い



現実に神が居ない以上、人の欲望は人の手でなんとかするしかない

これは自明の理だ

だから、自分の願いとは基本自分でかなえるものなのです

他者に自分の願いを押し付けてはいけない

自分の実力でかなわないならば、諦めるしかない

それを他者に強制してはならない

つまり、自力本願です


全てが、そうならば問題はない


しかし、世の中には不平不満が渦を巻いて、自他構わずに呑み込んでいく まるで地獄の釜のようです

自己欲望のために、他者をグツグツと煮えたぎる釜の中へ突き落とす人々…

まるで悪気がないから、悪質で、改善もない

だって悪いとは思ってない正しい善人だから

悪人の方が、まだマシな行動をとります…少なくとも悪いと認識している


善人には、それがない…なんて恐ろしい





人口が減少してるとか…なのに欲望は細かく多く微細に渡り増えている

それが正しかろうが、全てをかなえることはもはや不可能

無理で不可能だから

出来ると思う人は、他者にやらせずに全行程を自分でやるべき…一生を費やして証明して好きにすればいい

私には関係無い話しだし


兎に角、無理無理、全部は絶対無理だから


だから、欲望はかなえるに取捨選択しなければならない

…優先順位をつけるしかない

まず、誰の為にもならない自己満足のくだらなき願いは、無視して一掃するべき

それだけで、欲望の9割は一掃される


真に大切なことに資力を集中できる


自分の欲望の数と、今まで自力で行動して達成してきた事を比べてみれば、一生の間に人が出来ることは限られていることがわかる

それなのに他人の超くだらない理由の利益や見栄や理屈のために費やすのは、無駄だし、それを他人に押し付けるなどは罪に等しい行いだ


だから、そんなにもし権利を主張して自己欲望を相手に強いるならば、相手にも拒否権は当然必要であると思う

理由なく自己の意志で拒否できる権利があって、初めて人は平等になれると思う


そして、それは自分だけでなく他の人にもあり、当然それでは問題が発生した時に決着がつかずままならないから、解決する人に強制できる権限を与えなければならない

権限ないのならば、拒否できるのだから、それは必要であると思う


この様に、何かしら正当な理由をかこつけて強いてくるのを理由なく拒否できるのであれば、パワハラもセクハラも、カスハラさえも、他者の欲望を鏡のように反射してお返しすることができよう


本来それが人の正しいあり方だと思う

だって、人は対等で平等だから








[蛇足]

でも、これだけでは人としてまだ足りない気がする

平等を勘違いして好き勝手する馬鹿が出てくるから

この平等な状態に、最低限、節度は付加しておきたい




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