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イメージ
眠い、またしても…
目が覚めると、現在がいつ何処かの認識がつながらず、しばらくボゥッとしてから、…カチリと繋がった
…
ああ、未だに人類は滅びていないであるか
ここは便利だけど不自由な世界
しかし嘆いていても何も変わらないのは万古普遍に同じ
言って与えられるのは、砂と変わらず、風が吹けば崩れる
泣いて騒いで要求し、正当な権利なるものを主張し、他者からめぐんでもらえたのは、いかばかりか…
過酷な生活環境で生き残っている植物のことを思う
また、翼を持ち旅立とうとする者の足に縋り付くもののイメージが脳裏に浮かぶ…
正当な権利…能弁に糊塗された出所の怪しげな言葉だと思う
未だに…寝不足で頭中でニューロンが繋がらず、シナプスが花火のように爆ける…ようだ
埒もない益体もない、一瞬の花火のような、風に流るる雲のような考えだ…目覚めれば消えていく
だが、この手の直感は馬鹿に出来ない…
そもそも、そんなものにおもねるのは、どうなんだろ
滅びの前の小田原評定が、こんな感じなのか?
へ理屈ごときの浅薄な概念よりも、人にとって大事な大切な物事は幾らでもあるだろうに
ああ…お腹空いたなぁ




