夢想
フラッとダンスを踊りながら帰途につく
眠い 眠い 眠すぎて、電車で寝過ごす
駅を通り過ぎてしまった…
脚が痛い だが我慢だ
スカイハイを口ずさみながら、買い物してから帰る
帰宅したらシャワーを浴びて、お昼ご飯をつくる
つけ冷麦、卵焼き、焼肉、胡瓜トマトはざく切りで出す
ザルに取り込んだ麺の上に氷をおく
薬味は茗荷と大葉
子ペンペンズが喜んで食べている
…
…
満足して、よこになる…記憶途切れる
声がして、次第に意識が浮上する
まだ、眠い
…
身体がダルいし、未だ覚醒はしていない
半覚醒です 半分寝ている
現実と夢の狭間…
そんな状態で、意識が浮遊しながら、つらつら考える
ただ生きてるだけなら出力50%でも充分だのだ
資力を、何処に注いだかの選択によって、今がある
そして、それは、これからにも当て嵌まる
つまり、未来は今の選択で決まってしまった
くだらぬことに心煩わせたくはないし、他人の下種な思惑に従いたくもない
そんなことになるくらいなら、寝てたほうが遥かにマシ
つまり、引きこもりニートこそ貴種である…?
本当に?
…いや、その結論は、多分に違う
間違っている
似て非ざるものなど世の中に沢山あるし
惰眠を貪る猫でさえ、人の見えざる所で、何かと戦っているに違いないと夢想する
たまに消えて、ボロくなって帰って来てたし…
歩くといい
歩くとは、変化です 新しきことを食べてモグモグ
そして自分を壊して再構築を繰り返す
止まってしまったならば、腐りやすい
常に動いていく 渓流の川の流れのように
山を越え吹き渡る風のように
思うだけで、実は既に進んでいる 新しい方に舵を切っている




