表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暗闇に沈む陽  作者: sakura
57/1015

アンインストール

 樹が伸びていかない。


 互いに喰い合い、蝕んでいる。

 喰人病だ。

 

 この病に罹ると、蠱毒状態になり、最後には一匹の毒虫が樹を食べ尽くして終わる。

 残念だ。


 他の樹に病が移らないうちに潰してしまおうか。


 しかし、よくよく見ると新芽が出ている。

 小さな小さな新しい芽

  お互いに与え合い成長している


 古い幹は、もうダメかもしれないな

  腐ってやがる…

   腐蝕部をよくよく見る

    騙し、正当化して騙し、強取し、隠れ

    正当化した概念の他者への強制、言葉狩り…


  見てるだけで反吐がでる。

   最悪だ

    他者を踏み躙り、自己正義を押し付け

    正しいと思い込んでいる、迷いが無い

    迷わないから反省しない

    自己の絶対正義…他者に対し容赦が無し


  自己が働かないのに裕福なのが疑問に思わないのか

  働いて働いて世界を支えている人が、楽にならないのは何故なのか。

  見えない網で囲い込み、合法的に搾りとろうとしている者が罰されないのは何故なのか

  見える武力は分かりやすくて 見えない網を使い搾取する漁師がのうのうとしたままなのは何故か

 表に出ない腫瘍は治らないのか ならば色を着けて目立たせて削除しなければならない アンインストールだ


 だか更に気を付けなければいけないのは、削除を、自己の理念を正当化する為に利用する輩

 何故なら、その者らは、新しい漁師に他ならないから

 その者らからは、腐った魚の匂いがする

  




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ