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暗闇に沈む陽  作者: sakura
556/1026

ゆうしゃ

 ついに555を越えた

 つぎに666を超えたらオーメンです


 これを読んでいる方は、かなりの暇人だと思う

 ほとんど誰も来る事のないネット世界の果て…辺境の片隅の小さな扉を開けるなど数えるほどの人しかいないだろう

 しかも556番目だから、ここまで読み通したと解釈しますが、読んでも何の役に立つわけでも教養が上がる訳でもない

 

 何故、読まれているのか不思議…?


 よくもまあこんな世界の果てまで来たものです…呆れてしまう

 偶然かピントが合ったのか、現実ならば茶でも進呈したい

 出会いと別れは世の必然

 一期一会

 そんな言葉が脳裏に浮かぶ

 …もしかしたら旅の途中の峠の茶屋みたいなものだろうか?


 ここでは思いついた端々を、ただ書いてるだけ…普段は思っても声には出さない内容です

 基本無口なので

 考えてるうちに、そのうち…寝ます

 世界を憂いながら寝てますよ


 アクビをかます


 最近は忙しいのだ…私の性に合わない

 寒い日は、暖かい陽だまりの縁側で寝たい

 暑い日は、たまに風の通る木陰で寝たい

 夜は暖かな布団にくるまり寝たいし、朝はいつまでも時間を気にせず寝ていたい


 出来れば憂いなく眠りたいもの


 しかし人世界は後から後から憂いが生まれ尽きることは無い

 これ程に技術は進み、先人の遺産を受け継ぎながら、頭の良い力ある人達が沢山いながら、何故に諸問題は全て解決しないのだろうか?

 これほどに私が他力本願なのに…

 …

 少し考えてみた

 …

 …なるほど、世界を救うのは賢者でも戦士でも魔法使いでも商人でも王様でもない


 …勇者ですね


 勇者が不在なのだ

 勇者とは、まさしく勇ある者に違いない

 世の為人の為に損得なく動く究極のお節介


 私の超嫌いなタイプです


 ボランティアならば沢山いますが、勇者とは違う

 似たタイプで、自己欲望を正義の御旗で他者に押し付ける厄介者がいますがアレは似て非ざる者です


 勇とは、徳の中で唯一、ダイナミックで能動的な徳

 勇者とは、一言で言うと、馬鹿

 但し唯の馬鹿ではない、馬鹿になることを敢えて選んだ馬鹿です

 その特性から傷付き倒れ伏すことは必定

 だから私は彼らに世界の片隅から言葉を送ろう

 

 おお…勇者よ、倒れ伏してしまうとは情け無い

 …

 しかし…立ち上がる刻はきました

 さあ、今こそ世界に旅立つ刻です


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