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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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形骸化的作業

足並みを揃えるのは昔から苦手


団体行動は嫌だけど従うことは出来る

しかし意味が無い作業はしたくないのだ

儀式なら分かる 様式美も理解できる

それらでもない意味無い作業で足並みを揃えるのに抵抗がある

何故か、この手の作業は何処にでもあって、心理的葛藤が付き纏う

だって、もっと他に大切なやるべき事があるでしょうにと思う

実に非効率的な無駄な作業に従事する煩わしい思いを、昔からいつも抱いている


でも、これはおそらく私の方が間違っているのだ


私には見えてない何かが皆には見えてるに違いない

これは儀式の様なもの

喩えれば練兵式で、どんなくだらぬ動きでも指揮命令に従う様をみせることで団結力を深める効果とか…



…ああ、実に下らない理由で苛立たしい

団結力を養うならば、実のある作業で深めれば良いし、他に理由があるならば、それに沿った作業があるに違いない


…やはり、この類の所業は馬鹿馬鹿しいので廃止にした方が良いと思う 


指揮官の自己満足以外何も意味がない

そして自分が決めたことでもないのに、無駄な事と分かりながら自分の身を犠牲にして従事する程、精神的苦痛な事はない


これは賽の河原で石を積み上げるが如き無駄な所業

拷問ですか?


形式的にしなければならない手続きならば分かる

それですらないのだ まるで意味がない

紙と時間と電気代、なにより人生の無駄…言い過ぎ?

いやいや、それほどでもある 貴重な時間がそれに費やされるのだ

資力の浪費が我慢ならない

贅沢ですらない、だだの浪費だから


・○*°。

 。



寝ながら、そんな無駄な憤りの泡をポツポツと海の底で吹いている様な按配なのです

ここは暗くて暖かい布団の上 

私は、自分が巻き込まれなければ、何事にも鷹揚ですから放置で良いのです

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