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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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欲望

 私にも欲はある

 環境の良い処で寝たいのだ

 その為には…



 床に物を置きたくない

 家具の上にも置きたくない


 使わないのに物が多すぎるぞ


 全部住所を決めて収納したい

 収納出来ないのは、処分したい

 

 周りを見渡す


 ああ…まるで私の贅肉のようだ

 牛の霜降りなら美味しいが、私は牛ではない

 しかし、私の物は、これまで、かなり減らした

 衣類を半分減らし、資料も古いのはシュレッターし、本も、漫画本を断腸の思いで4箱分減らした


 まだ本は減らせるかもしれないが、せめてもう一度は読みたい…

 そうなると、あとはもう鉋で削るような作業に入るしかない

 自分の持ち物は、これで限界です

 

 …


 他の荷物は、もう…これ以上は代行して、片付けるしかないけど、自分以外の物を片付けるのは躊躇する

 何故なら、非常に気を使うから…それに捨てないから結局片付かない

 この様な心を疲弊する作業を、働いた後で、買い物、掃除等しながら出来るであろうか?甚だ疑問

 きっと疲れきって無理芸です


 うん…無理だな


 仕方無し、自分の荷物を極限まで削ろう

 理想は、鞄に収まる程度


 いざと言う時に、即時に身動きし易い環境を構築したい

 

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