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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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空色ほりでい

 世の中に自分とは相入れぬ者は必ずいる

 普段は、接触しないだけ


 玉石混交な小さき頃には結構見かけた事があるはず


 その後に住み分けが出来て、見掛けないだけで何処かで存在はしているはず

 選択の自由あるにわざわざ環境悪い処を選ぶわけがない

 ただ、社会に出て、接客業、営業職、苦情処理等、小さい相入れぬモノどもとは割と頻繁にかち合う


 これらは沼から沸き立つ泡のような小さなくだらないモノタチ…何故に存在してるのか分からないけども、後から後から尽きることがないから、自然現象なのか…多様性の一種なのか…よく分からない

 はたまた抵抗の一種なのか、向かい風、北風の類いか?

 もしかして邪妖精?


 まあ、向こう側からみたら同様のことを思っているのかもしれないし、はたまた文化、基準の違いなのか…?

 ただ、こちらからしたらダニに刺されるようなものだから、あまり会いたくはないし寄って来て欲しくはない


 だから、外には出たくない

 出会いには慎重で臆病、人見知りだし…働く以外は割と引きこもりです

 特に寒い冬は、外に出たくはない、殻に入ったまま出ないまま夢を見ている

 お腹空いたらモギュモギュ食べて、J散歩を見たりしてゴロゴロしている

 風邪を引いて、ここ一か月喉痛し、最近は花粉が飛んでるらしく、もう風邪だか花粉症なのか、よく分からない

 一人でも苦にならない

 独りの方が好き…口下手なので基本無口で喋らない



 テレビ見てるとJちゃんが良く喋ってます

 うん…あんなに喋ったら、私なら多分疲れて倒れてしまうかもしれない

 少しだけ羨望の眼差しになったり

 でも私には性向的に無理だから、それはそれでよいとおもう

 彼は、私とは違うけど、相入れぬモノ達とも天と地ほど違う

 世の中は多様で未知だから、逆に素晴らしいものを垣間見てるようで楽しい

 何が違うのだろう?


 好み?いや違うな、そんな主観的な恣意的な判断ではない、私は自身を公正、客観性を尊ぶ性向だと思う

 …

 ああ…もしかしたら、あまりにも恣意性の強い主張が嫌いなのかもしれない

 だって欺瞞や嘘は嫌い、特に綺麗事で糊塗した私利私欲たる主張は怖気をふるうほど

 自らを騙して自己の優位を主張したる言動振る舞いをみるのは人生を無駄に費やしてる感、万載で苦痛ですらある

 それらの下卑た思惑は、透け透けの明け透けで見え透いている…まるでファルスを観劇してるかのよう

 本人達は、周りから見透かされてることを分かってるのだろうか?

 もし私なら恥ずかしくて、二度と顔を会わすことなど出来やしない

 それでも人生は続いていくのだ…なんて人生とは無惨なのだろう


 …



 そんな下らなき思考の泡を脳内で吐きながら、殻の中でゴロゴロ転がり…たまにお湯沸かし珈琲を飲む…あ!…粉切れた

 買って来なければ

 洗濯物を干し、掃除をしたら買い物に行こう


 窓辺から青空をみる

 風が、何だか強そうです…風の音が聞こえる


 朝は、昨日の残りのオデンを食べ、さっき珈琲を飲みメロンパン食べたから、あまりお腹は空いてない

 テレビを見ると、香港で国家安全条例が全会一致で可決されたとか

 …全会一致とは、おかしい

 必ず賛否両論はあるのが普通だから、其れ事態が異常事態だと思う

 街中のインタビューでは、民衆は口を閉ざしている

 ああ…ダメなヤツだコレ


 過ぎたるは及ばざるが如し


 共産主義とは、君主制の劣化版なのだなと印象に持つ

 資本主義も大概だけど、共産主義より遥かにマシ

 民主主義特化を現実化する理想であった共産主義なのに、逆に民主主義が失われてしまうのは何故だろう?

 理想とは、大抵誰が聞いても崇高なるものだ

 現実化する実務面で問題があるのかな?

 やはり、ネックは平等なのか…まず平等とは、悪利の面が強すぎるのを認識すべき

 悪意ある者らに利用されやすい

 私利私欲の者らが、よく主張していて、笑ってしまう

 だから、平等という言葉を使う時は、慎重に考えなければ


 私は、字面の綺麗な、絶対無敵の正義の言葉は信用していない

 



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