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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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愛染明王

 不平不満は溜まると爆発する


 これは自然現象であり摂理である

 貯水量を越えればダムが決壊するのが当たり前で、どんなに我慢しようがいつかは爆発する 時間の問題

 不平不満があるのに自分が我慢するだけ

 大笑いである

 それで済むわけではない

 何故なら我慢にも限界があるからね

 そして我慢するほど爆発した際の反動は強い


 これは根性が足りないとか我慢強いとか徳を積むとかは一切関係ない

 異論ある方は黙って一生我慢し続ければよい


 ならば爆発させない為には如何様にしたら良いか?

 最初から不平不満を溜めなければ良いが、現場(げんじょう)に満足していなければ必ず溜まる


 これは例えばの話しだが、一昼夜延々と働きて疲労困憊しながらも、買い物して帰りて、誰もやりもしないから台所に山積みの皿を何回かに分けて洗って片付け、荷物をあちらこちらに放置してあるにも関わらず誰も片付けず、動線に支障をきたすほどなのに誰も動かず、片付けたいけど我は瞼が落ちかかり…もはや立っていられず、コホッコホッ、体調悪し、薬を飲む、まるでカラータイマーの明滅してるウルトラマンの気持ちが良く分かる状態…それなのに誰も彼も好き勝手にして、自分から動こうとはしないのだ



 …何故誰も片付けようとしないのか?




 身体は動かない、疲弊してるのに、心の底にはどす黒い蛇がトグロを巻いてドス黒い感情が蠢くような心持ちです

 それが喉から出掛かかりながらも我慢…我慢


 それでも優しく言葉を紡ぐも、更に火に油をそそがれる言葉を言い返された

 いるよね…他人の感情に我関せず、時を選ばずして神経を逆撫でするような言葉を言う我の強い人


 プチンと堪忍袋の緒が切れた


 思わず怒りの言葉が喉からほとばしる

 止まらない、止めようがない、怒りの波動だ

 言いたい事を言い、スッキリして…取り敢えず、寝る


 あまり感情に沿って言いたくはないが

 こちらを尊重しなければ、その程度に沿った返し方しても致し方なしだと思う

 こちらが気を遣い尊重しても、それに値しない人には対応を変えなければならない

 相手が自分の都合の良い主張をしようとも、聞く耳を持つか持たないかを決めるのは自分自身だから


 相手の態度は相手の責任

 自分の対応は自分の責任

 決断は責任に伴うものだから

 

 



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