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不睡
眠し
ぐはぁ
眠し眠し 電車の座席はベッドのようだ
ガタンゴトンと揺れ揺れ
座って俯いたまま気を失う
この世には睡眠定量の法則が絶対にあると思う
頭が意識がグワングワンと目が回るようで
意識が偶に飛ぶ
車窓の外の景色は、昼過ぎだから雪など跡形もない
そして、いかん…カロリーを身体が必要としている
哀しいほどにお腹すいた…
昨日寒かったからエネルギーを大量に消費してしまったのだ
電車からヒラリと降りて、…初見のラーメン屋さんの暖簾をくぐる
店内は誰もいない…
シマッタかも…だが既に外に設置してあった機械で食券を買ってしまっている
諦観の境地で椅子に座ってしばらくすると、ラーメンが着丼した
微睡みながら食べてみる
うむ、うむ…これはこらゃで、不味くはない
客は居ないけど
だが既に2時は回っている 居なくても不思議ではない
そして、まあうまいかなぁ…?
首を捻りながら、帰りに神社を詣る
お願いする
…
歩きて、買い物して、帰る
シャワー浴びて寝る




