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蝸牛
不調なときほど、あちらこちらで、身体の故障が現れる
まるで不調である時を待ってたかのように…
こうなると、やりたい事、為すべき事、全てにおいてままならない
好調な時の自分の実力は、マボロシみたいなもので、不調な時の自分の実力が、本当の自分の実力だと思う
集団の実力は、集団に所属する一番下の者の実力が、その集団の実力になると聞く
ならば、個人の本当の実力は、一番不調時の自分の実力が基準になるに違いない
そうなると私の本当の実力は、意識朦朧、意識が偶に飛びそうになりながらも、少しだけ進めた事くらいであろう
ああ、私の実力とはそんなものだ
過信してはならない
ならば、計画は遅れるのが必定の折り込み済みで立てなければ…




