名付け その2
前回のは悪い例
本来名付けの功名とは、名付けることで、正体不明の物事が明らかになること
名を付けると、特定できて、整理整頓が出来る
つまり、焦点を当て、対抗することが出来る
系統だてて合理的に判断出来てしまう
人は、分からないから、恐れる
名前をつけて、こういうものだと分かれば無碍に恐れる必要はない
だから、病名を例にとれば、医師は、とにかく訳が分からぬとも、病名を名付けてる節がある
●●症候群とかは、症状の特徴で区分けしてるだけで、原因不明か、究明途中までとか…それって病名ではないよね?
心不全なんか、心臓が止まってる状態を示しているのであって、何が原因で心臓が止まったのかが病名になっていないし
私の思うことが合っているか分からないけど、結構アバウトに、取り敢えず名前付けとけみたいな印象を受ける
それでも、名付けることで、個ではなく多衆で対応出来るようになる
だから、分からないことには名前を付けよう
物事や現象、概念、流れさえ、名前を付ければ後は何とかなる
敵、苦手なことさえ、取り敢えず名前をつければ対抗の一手となる
名前が付いてなければ、相応しい…又は封ずるような名前を新しくつければよい
祟り神を、畏れ奉り、名前を付け、神として遇したように
これって新規な考えではない
明治時代に西洋から新しい概念が入ってきたとき、福沢諭吉が新しい言葉を、その概念に相応しい名前を創り出し、名付けていた
今では普通に使われているけど
とにかく名付ける事自体が力となる
分からない場合は、それを、先人に習い、まず名付けてみよう