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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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時々妄想推論

人間は考える葦であると昔誰かが言ったような

風呂に入りて、よく考える

行動はしないけど考えるのは自由だから

誰の迷惑にもならんし


自宅の狭い風呂に入りて、旅行先の露天風呂は広々として良かったなと記憶をたどる

うんうん、朝風呂で一人きり貸し切り状態で解放感満載でした

あれは良い


その後、帰るに苦労して疲れたけど

ああ、戻れるものなら露天風呂に入った時分に戻りたい

しかし、そうしたら、また苦労して帰らなければならない

…苦労を繰り返すのは嫌だな


人生も若い時分に戻りたいとは思っても、また同じ苦労をすると思うと面倒だし、違う行動したら私の思い出の記憶の出来事自体が無くなってしまうのも嫌だ

だから私は、リライフは御免こうむりたい


しかしながらそんな心配は勿論無用で、人はたかが数時間前の旅行先にも戻れないし、僅か数秒前ですら戻れない

過去の世界など、この世には存在しないのだから戻れるはずもない

あるとしたら、それを過去を記憶した自分の中にしか存在しない

自分の外にあるのは、今の時だけだ

過去も未来も、自分の外には無くて、自分の内だけにある

つまり時とは、外の世界を内側に取り入れる際に感じる事象ではないか…と風呂に入りながら考えた

世界を外から内に取り入れる故に時が流れていると脳や意識が勘違いしているわけだ

よし…今日はここまでにしておこう

私が考えていることなど、誰かがきっと昔に考えついてるに違いないが、自分で妄想を推論していくのも面白いでしょう?



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