表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暗闇に沈む陽  作者: sakura
44/1018

落つ

空が暗い

曇天だ

冷たい風が吹き


土手沿いを川上に歩けば、堰にたどり着く。

川を眺めれば

水面を見れば

流れていく

僕も流れて行ければ


水面を見つつ チラホラと雪が舞う


曇天から、雪がヒラハラと舞い落ち みなもに消えていく


よいなぁ 実に良い


消えていく様が実に


まるで最初から無かったかのようだ

こんなにも、吹雪いて来たというのに、盛大に、白く、美しく舞っているというのに


消えてしまえ 儚く


黒いコートに薄く積もった雪を払う


つぎへ向かえ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ