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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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残響

朝ぼらけ

ホームから見る朝日が眩しい

段々と昼が長くなっていく


気がつけば電車に揺られている

当分の間はきっとこの状態

そしてガタが来たら…

いずれは故郷に帰り消えたい

しかし覚えている故郷は記憶の中だけだ

人が居なければ、これほど虚しいものはない


私の怒りも悲しみも喜びさえもいつかは消えてなくなっていく

残るものは何もないのか

あるとしたら残響だ

しかし波さえ大洋に吸収され消えるだろう

永遠に残るものはない

みんないずれは消えていく


しかしもうしばらくは残ってます



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