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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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キレイは

理想をかたるだけならばよい

先々を考えない阿呆ならば、理想を実現するのは簡単です

しかし現実を生きる大人ならば、理想を継続させる裏付けが必要なのが分かる


自己に都合の良い欲望を実現してくれるのは誰もが歓迎するところ

そう、全員が賛意し賛美し歓迎する

反対が一人もいない

これは危険サインです


字面を審議する必要はない キレイだから

見ても非の打ち所がない


問題は、何事も予算と人です

理想を現実にするに必要とされる膨大な予算を何処から調達してくるのか?

実務責任者は?執行する人員は?調整は?

問題が其れこそ膨大に膨れ上がる

予算は元々決まっている

本来隙間は無い

そこから更に施策を増やすのは至難の技で、押し通すには帳尻を合わすしかない

とどのつまりは、新たな施策を押し通すには誰かがキレイ事の損害を被るしかない


つまり、かたるは良いが誰がそれを解決するのか

それはキレイ事を言っている以外の誰かであろう

それが問題です


そんな無理の結末の現象は、直ぐには現れないけど、周り回って結局は自分に還って来る

そんな一部に負担を強いるやり方が上手くいく筈がなく、やがて支えきれずに決壊する


不幸の連鎖反応が起こるのは、まだ先の話しだけど


だから、結局は得をするのはキレイ事を言った人だけ


反対はしない

何処からも盗る事なく、正規の予算と人員を確保できるのならば


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