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新しきを喰らう
老いとは、新しきものを入れぬことではないか
細胞は日々新しいものに変わっている
数年後には、ほとんどの細胞は入れ替わっている
ほぼ別人です
毎日食べるものが自分となる
自分であったものは消え去る
食べる、消化する、繰り返す
食べなければ、生きてられない
新しいきを受け入れなければ、適応できず生き残れない
適者生存です
環境が、刺激が成長を促す
いつまでも子供で大人に成長しなければ自滅していく
中身が子供、身体が老人に未来はあるのか
前に進むことをやめた時に老いは始まる
消化、熟成ではない停滞は、滅びの兆し、滅びの芽
新しい知識、新しい考えかた、新しい社会形式、新しい概念…
ほとんどは毒にも薬にもならぬジャンク品、自己に都合の良いクズ…無駄、無駄、無駄、失敗、試行錯誤の繰り返し
若さとは常にチャレンジャー、それは愚者の歩み
対し、賢き老人は留まり緩やかに滅ぶ




