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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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魔王31

権利、何それ、食べれるの?


ふむふむ…人類以外が聞いたとしたら、そう尋ねるに違いないのう

権利は触れられないし 実態がないからじゃ

人類が何もないところから創り出した裸の王様の服のようなものだ


権利などというものは本当は存在しない


それでも権力に対抗する為には必要な概念であったのだろう

言わば、弱者の権力

権力であるからには、当然制限もあらねばならないのに権利なる胡散臭い権力は無制限であるからに

まさにやりたい放題…見て見ぬふりだ、凄いぞ人類

流石、霊長類


自己の欲望に権利と名付けると、水戸黄門の印籠が出来上がる

こうなると権利を勝ち取った始めの意義は失われて、欲望=権利で同義

自己の欲望に権利と名付けて、正義の名の元、他者に強制している

よく見られる光景 嫌らしい…いや、もとい、素晴らしい


そして異議を唱えれば、正義の名の元に多衆の威力で、よってたかって成敗されるであろう高機能のシステム

傍で見てると、悪人よりも汚らしい心根で好感が持てる


さあ、増やすのだ 下劣である 卑劣である 権利システムを権利の名の元に

それこそが人類の滅びの先駆け…



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