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暗闇に沈む陽  作者: sakura
23/1015

次の岩へ行け

雲間に漂う、周りに確かなものが無い感じだ

ならば先にあるのは分からないはずなのに

楽しみも興味も何も湧かない

惰性で毎日を過ごしている

日々、変わらぬまま年月だけが過ぎ去っている


ああ、いやだいやだ

何処へ行くのも、本来なら私の自由のはずなのに

今日も決められたことを決められた通りにするのだろう


なのに先の不安に慮り、キリキリと胃が痛む


ああ、もう飽きた飽きた

分かりきったことをやるのはもういやだ

けれでも予想しない事故も嫌なのだ



ただ、いつまでも停まれば、周りが過ぎ去るだけなのだ

自分自身の足で歩け

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