20/1015
夜明け前
朝目覚める
まだ暗い、夜明け前だ、転がる
眠い
まだ眠い
暗い、そして寒い
まだ動くものはいない
七転八倒でもがく
何故起きねばならないのだ
何故立ち上がらねばならないのだ
一日中寝てたい
寒いと動かないのが自然
冬眠するが吉
それでも起きねばならないのか
なんたる理不尽極まりなしなのか
私一人ぐらいいいだろう
暖かい布団の中で寝たいのだ
起きたくないのだ
だれか味噌汁を作ってくれ
味噌汁の匂いで、せめて目覚めたい
希望に満ち満ちて起きたい
昇竜拳なみに起きたいのだ
誕生、我あり、ここに
琴線に触れるよな音楽の調べに乗せられて起きたいのだ
自然と起きたい
それが幸せ
ならば旅たてもしよう
朝飯食べたい、メザシでも、納豆でも、卵でも、味噌汁とご飯と漬物があればよい
そのために夜は早く寝よう