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鳥
大大大大大好きよ
と、歌ってみる
自由な翼を持ち 鳥は 何処までも飛んでいく
風に乗り 青空を一羽舞う光景は 人の手が届かない稀なる価値と孤高の強靭さを感じさせる
地上の汚泥のような思惑など まるで関係なしに 清浄なる空舞う姿
いつまでも 飛んでいてくれ
視点を転じて ペンペン様を見る
ペンペン様はペンギンという種である
鳥の一種であるからに
わりと太めかも
鳥なのに飛ぶ事は無い 泳ぎは得意かも 速いし
短い足でノタノタと、子に餌を運ぶ為に一生懸命走っていたのをテレビで見た事がある 感動だ
ヒレのような手がある 昔は翼だったに違いない
よく食べる 好奇心旺盛で近寄ってくる
人が近寄っても逃げない
よく絶滅しなかったものだ
昔 鳥なのに 空を棄てて 地上に降りて来た
何の為?
弱いのに逃げないし
ペンギンと呼んで 人鳥と書く
もし 人類が絶滅したら 後事は 彼らに頼みたいし