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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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モーニング・スター

周りがガヤガヤ聞こえた


ぽやりと周りが見えだす

あああ

今日も 私 この世界に現れた 眠りから覚めるとも言う

お腹がきゅっとなる


何処かで 鴉が四度鳴いた


脳が起動しだす


えーと、たしか この世界は滅び間近の世界

いや、文明崩壊から5000年経った世界か…


あー違った、前者の方か

誰かが窓を開けた 電車の音が聞こえる

洗面所で水の出る音

窓辺から湿った冷んやりとした風が吹き抜ける

少し寒い


ああ またもこの世界ですか

無限の広がりがあるにも関わらず、自縄自縛の世界だ

でもインフラが完備で とても便利だ 

地域にもよるけど


朝なのに 身体が疲労している

全身錆びついているようなギスギスと


なんて爽やかな朝

雀の鳴き声

雀さん おはよう


雀の焼き鳥は身が小さくて哀しいのを思い出す


ああ 挽きたての珈琲が飲みたいな

それぐらいの贅沢は許されるであろう


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