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雨に唄えば
今日は雨であるか
割と好きである
外に出る必要が無ければの話であるが
必要あるまで ゴロゴロする
基本ナマケモノである
動かざること山の如しである
窓から外を見る
雲が蠢いている 風の重底音が流れて来る
安全な室内から窓枠越しに荒れた景色を眺める気分
…
今日は出ないと行けない
ああ 嫌でござる
出ない人 羨までござる
外に出ると結構降っている
雨は音を吸収する作用があると聞いたことがある。
静かなのは好き
雨が降ると人が少ない
あまりウザウザいるのは嫌い
雨の中歩くのは悪くない
裾や靴が濡れるのは勘弁だけれども
電車内
よく喋る人がいる
よく、そんなに喋る事由があるなと感心してしまう
但し、小指の爪の先程の関心すら、われには無い
神の寛容さを見習いたいと思う
車内は結構混んでいる
いやいや、かなり混みだしている 満員電車だ
用が無ければ自宅でゆるりとしていれば良いものを
と思う
車内から窓を通して外の景色を見る
雨に煙るビルが建っているのが見える
なんとなく好き
全く関係無いけど、小学校の教室の窓から、雨に煙る遠くの山々を見てた事を思いだした