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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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クーラーの熱は何処へ?

クーラーのある休日は素晴らしい

賃貸マンションの掃き出し窓から、眼下を見下ろす


其処には、人から漏れ出た仮想な泥々の黒々としたドグマが道を川としてドグドクと流れているであります


ああ…まるで暗黒版ベネツィアのようでありますな


このまま水位が上がれば、この都市は水没し、建てられた高層マンションの上部は島となり、下部は魚の住処と成り果てましょう



仮想と現実は、社会の心と身体のようなもの

両者は互いに影響し合いながら、連動している

仮想の負の暗黒面が現実に侵蝕し、どんな現象になって現れるのか少し楽しみで、期待している

はたして皆が実践して選んだ行末は、落日なのかライジングンサンなのか?


一回滅亡してみる?

そんな落日派が増えるは、人類滅びの兆し

社会不穏は望まないけれど、原因を解決しなければ、不穏な空気の流れは止めようがない


ああ…クーラー涼しいな


一説によると、クーラーの熱は室外に放出され、都市の温度上昇に一役かっているとか

だからと言って、私は、クーラーの作動を止める気にはならない


社会の金融システムも同じかもしれない

お金のある処に、お金が集めるシステムは既に完成されていて、資本主義の発展と際限ない人の欲望によって、より強固となっていく


雲上に流れる、仮想の黄金のお金の川の流れは、地上に住まう人々から働いた糧を吸い上げるように巻き上げて、ますます川幅が広くなりなり大河となり、河辺に住まう雲上人の生活を、ますます潤すことだろう


キラキラと煌めく黄金の河が流れる雲上の暮らしと、黒々とした汚泥が流れる大地の上の暮らし、あなたが選択するならば、どっち?


[怠惰]な私なら当然前者を選びたい


でも他者を踏みつけ、その富を金融システムを駆使して合法的に強奪する覚悟も実力もない者、或いは、そんな現実を認識しながら、眼中に入れない面の皮の厚さがない者には、雲上人になる資格すらないのだ


もし雲上人を、人とするならば、私は、人間失格です


借りているマンションの一室から、空を眺めるだけで、精一杯…

雲の上の暮らしとは、如何ほどだろう?


…ハヤク…ゲンニ…タイ


翻って視線を下に落とす

もし、あの仮想の濁流の水位が上がって、黒々としたドグマに呑み込まれたとしたら、私も黒く染まって価値観が逆転した生き物に変化するのだろうか?

…

どちらにしても、人は、どんな環境にでも適応して生きていかねばならない


因みに私は、思想的に二足の草鞋を履いている

皆で一緒に幸せになろうよ☆派閥でありますが、自分が不幸になるくらいなら、全員の足を掴んで引きずり降ろし皆も一緒に不幸になろうね♪派閥でもあります


いわゆる中道派

わりと一般的で普通な考えかもしれません






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