啓発本
ここ数年は、好き嫌いを改め啓発本を読み漁っている。
今まで馬鹿にしてて、努めて読むのを避けてた分野だ。
これではいけない。本に貴賎は無い。
読んで、なるほどと思う。
でも、今更な当たり前の事が多い。
コロンブスの卵だ。
要は、実践するかしないかの話なのだろう。
でも読んでて、面白い。
当たり前の事を、名称を付けて、特別視している。
自己内発見をしたら、まず、名前を付けるのは第一歩らしい。
瞑想をマインドフルネスと呼び替えるようなものだ。
しかし、面白みがあるけど、これらの本は、筆者が体得した、この人だけの成功体験だ。
愚直に真似る事が出来る人以外は、このままでは使えない。
やはり、自分が経験していく内に、ふと腑に落ちる事柄が、人それぞれにあると思う。
無いとすれば、経験不足である。
気づきと呼んでいる。
ああ、これは、そう言う事なんだと、ある日突然、納得する。
小さな悟りである。
割と漠然としたことが、突然理解できる。
当たり前のことなので、以後忘れてしまう。
こうして考えるに、人間は未完成で、経験を積む内に、人間になっていくのだろう。
啓発本の内容は、人生の気づきの集大成である。
もし、実践できれば、かなり優秀、超優秀だよ。
内容を体得して、実践できればの話だけど。