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暗闇に沈む陽  作者: sakura
104/1017

虚ろにある大空

風が渦を巻いている音が落ちてくる


遥かな あの青い空を見上げる

あそこには見えないけども 膨大な空気の塊が 一斉に轟轟と音を出し 渦を巻いているのだ


人智など及ばぬ驚天動地の空の世界

おまえらが一斉に地上に降り立ったならば

どうなるであろうか


遥かに大地を包むほどの広がりと 古代からの悠久の時を掛け合わせた未知なる虚空にある大気が 轟音をたてながら龍のように流るる


落ちてこい


天空の冷気を伴って落ちて来い

瀧のように、ナイアガラの瀧のように 数千億kmの遥かな高みから一斉に落ちて来い

地上に冷気の爆流を流せばいい



だが …今はまだ 天空を 大気の龍が泳いでいる音がするだけ


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