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暗闇に沈む陽  作者: sakura
1034/1068

アモーレの鐘を鳴らすのは

疲労が、シュワシュワと炭酸ソーダのような泡が身体中から放出され、次から次へと天空へと昇っていく


それでも泡は尽きることはない

まるで波打ち際で、寄せては返す波の泡のようで

僕は、暗闇でビュウビュッフと乱気流の風に吹かれ、浜辺に打ち上げられた動かない漂流物だ


口は開かない 一言も喋りたくはない

空虚で、空洞をEchoが虚ろにはひふへほ

溜まっている…暗所に重いタールのような過密な水が、静謐にZOZOぞと


そして眠い…ひたすらに眠くて重い

ああ…思い出は、重いで

思考も感覚も霞んでいますから

それでも嗅覚は、シチューの匂いを嗅ぎつけました

…生きている

カッと見開く

僕らは皆んな生きている

生きているから、食べるんだ


シチュ…食べたひです


そして音楽が聴こえてきました

黒い瞳の踊り子がカーニバルで汗を飛び散らせている

おお…アモーレ

サンバに合わせて、立ち上がるのだ

アモーレ

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