鏡の国
鏡をみる
人の心とは、どす黒く汚いもの
どんなに綺麗事を口にしても絵空事
…信用ならない
けれど、行動で実証したら、其れがヨコシマな心から出たとしても、些少は信じてもよいと思っている
口は嘘をつくが、行動したことに関しては、嘘も本当も区別はないし、心が身体に影響を与える反面、その逆もあり得る
この世の善人の存否は不明だが、悪人や悪意は厳に存在する
だってアチラコチラで見掛けるもの
奴らは不滅なので封印か隔離が適当で、普段、見掛けたら知らんふりして避けるが波風立てない平穏な生活の暮らし方である
誰でも道に落ちてる●●●を、敢えて踏んだりはしないはず
もし自宅前にされたら、装備を身に付けて処分するしかない…ジーザス
ふむふむ…すると悪意とは、人から産まれる排泄物のようなものなのかもしれない
ならば、悪人を、普段あるのに、目にしない口にも出来ないアノヒト…とか形容するのも的を得てるかも
概念も人から産まれしもの…似たような区分に入るのかもしれない
なるほど…ならば、あれも、これも、それも、みんなみんな同じものなのかもしれない
なら、たいていの事は、たいしたことではない
問題は、落ちてるだけでなく、コチラに寄って来た時だ…なんて恐ろしい
立ち向かっても勝ったとしても、自分が汚れるだけで何の益もなし
うん…私ならば、まず、逃げるな
これは逃げたとしても恥ではないと思う
鏡を見ながら呪文を唱える
キレイはキタナイ、キタナイはキレイ
両者は表裏一体のもので、ひっくり返すだけで変わる
人として標準装備の一枚です




