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暗闇に沈む陽  作者: sakura
102/1017

魔王009

J散歩を見る


中目黒のスイーツ 美味そうである

…900円以上であるか


われは庶民である

庶民には…た、高いであるぞ 


ハムハムッ、モグモグッ…

庶民の味方、KOストアで昨日買ってきたアップルなリングを割って食べる

うまうま


挽いた豆で入れた珈琲を飲む

ズビズバッ


羨ましくはないもん

わはははは、けほっ こほん こほん


つらつら考えるに、あらゆる値段が最近急上昇している

物価は年経るに従い上がって行くものであるのは理解している。だが われが必死に働いておるのに 物価ほどは収入は上がっておらんぞ


モグモグ…ズビズバ…。


そこに問題がある


決してスイーツが食べたくて言ってるわけではない

確かに美味しそうであったが


やはり、滅ぼすべきであろうか


珈琲を飲みながら、窓辺から外を眺める

工事をしていた

工事音がうるさい


われは非常にデリケートでナイーブなので、工事音は堪える

でも 工事の公共性は理解している われが住む所も工事して建てられたものだ 要するにお互い様である

だから我慢できる


世間のあらゆる問題は お互い様では無い所にある

なあ そう思わないか


わははははっ


やはり 滅ぼすに相応しいのかのう

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