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暗闇に沈む陽  作者: sakura
1012/1018

街へ

世の中は、煩雑で煩い

耳をペタリと塞ぎたくなる

寝ながら、外を見聞したる夢をみる


でもお腹すく


新しきを知らなければ、成長はしない

糧を得なければ、栄養は取れない


グルグルと自己内で思考を巡らせても、お腹は膨れないのだ

外に出て、狩りをしなければ

景色を見聞し、体験して、刈りとるのだ


でも孤独がスタンダードなので、人とは喋らない

きっと、喋ると精神に負荷が掛かり焼き切れてしまう

…近づくのもいけません

テリトリーに入られると、心に負担が掛かるのです

瞳孔が開き、心臓がバクバクとなる

だから通勤電車も苦痛です


ああ…私ったら、なんてシャイなんだろう


人と喋るときは、ドキドキしながら思考が高速回転している

背景の見開きに文字列が細かい文字でいっぱいになるほどに

でも、言葉にするは、一言です

数万文字の情報が込められた一言ですので感じ取っていただきたい

もし、伝われば嬉しいが、ニュータイプでない限り無理であろう


人間社会にはいつまでも慣れない

これは、私は悪くなく、私に寄ってこない人間社会が悪いのだ…きっとそう

他人のせいにするは、心の負担を軽くしてくれるから

他責の人は、きっと心の弱い、人として未熟な人達なのだろうと身をもって感じている


 ああ、はやく(真っ当な)人間になりたいなぁ


人は未成熟で、生まれてくるもの

歩むことで、紆余曲折をへて、人になるのだと思う

だから、今のこの様な私でも仕方ないのだ

さあ、ビクビクしながら、壁に隠れながら外に出よう






 



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