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暗闇に沈む陽  作者: sakura
1007/1018

異邦人

夜勤明けは、お休みで自由…でも、やるべきことはあります…いろいろと

私は一生こんな感じなのだろうか?

それでも今の自由を…感謝する

お休みは、休養とリフレッシュです

あと趣味と交流と大切なことに使いたい





翌朝、起きるとペンペンさんが料理をしてた

洗濯もしていた

子ペンペン達が、食器や浴槽を洗ってくれた


        …?!


思わず、外の天気を見ゆる


…晴れている


こんな日もある…正直嬉しい


あと置きっぱなしの荷物を片付けて捨ててくれれば、尚嬉しいです

床に物を置かれると掃除機が掛けにくいのです

皆んなのお陰で、予想外にルーチンワークが早く終わったので、心置きなく病院に行く

薬代も毎日ならば、家計を圧迫する

心苦しい




買い物に行くと、物価がスペースシャトルのように急上昇しているのを感じる

だが支給される給料は、ほぼ変わらない

出るのは愚痴ばかり

他人のせいにしては状況は変わらない


…分かっている


カバの妖精の谷に住まう「無駄じゃ、無駄じゃ。」と口癖のキャラを思い出す


でも…世の中に無駄なことなどない


それにしても、この世の中は、窮屈で歪んでいる

合わせ鏡なら、歪んだ私自身が映っていることだろう

巷には、お金がダブつき、物が溢れているのに

私のところには、お金は流れて来ない

高い物は買えない、見てるだけだ

見てるだけだと、この世界と関わらない…無関係…参加してない感をもの凄く感じてしまう

私が存在しなくても、この世界は回っているのだろう

関わらないから、全く愛着がわかない

世界が私を無視するならば、私も世界を無視してもよいのだろうなとも考えてしまう

隔離の触れ合わない思想は、孤立を促し、それは社会崩壊の始まりではないかな?


社会が成立するには、個々が漏れなく参加することに意義がある


関わるから、繋がり、社会が生まれる

人類の強さとは、社会を構成することから生まれる

個では、生き物として最弱に位置する


それなのに、人は、他人を踏みつけ、蔑ろにし、マウントを取り、争い、搾取し、他者を働かせようと、自己の持ち数字を理屈を付けて増加させ続けていく

何故だろう?


関わりや繋がりを蔑ろにするとは、社会の崩壊を意味する

しかし、隷属の繋がりは、ごめん被りたい


働かないとは、その分他者に働いてもらうしかない

数字は増える理屈で改竄すれば幾らでも増えていく

働かなければ価値は増えないから、数字だけ増えても、価値は薄まるだけ


 お金や数字は働かない、働いているのは人間です


人が働いて生み出した価値が、数字を増やしている働かない人に流れていく不思議な現象です


 お金の価値を一旦全部無くして、人々の間のお金の鎖を失くせば、新たな対等な繋がりが生まれるかもしれない



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