表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暗闇に沈む陽  作者: sakura
1005/1017

味噌拉麺

休みの日、お昼ご飯は、味噌ラーメンなのです

味噌ラーメンは、ペンペンさんが好きなのですよ

上に乗っけるオカズは、茹で卵、葱、モヤシと豚肉炒めなのです


お湯を沸かしながら、考える


 …


 人は他人の指図を受けない

 もし受けてると見えてるとしたら、その分の対価を受けて、自ら動くと決めたから

 新たに依頼するとしたら、当然、新たな対価が必要


 世の中に無料はありません


 …


お腹空かしたペンペンさんが味噌ラーメンを食べて喜ぶ姿を思い浮かべる…

卵を茹でて、モヤシと豚肉を炒める

長ネギを切る


 …


 大義名分を掲げた自らの望みを、自分は何も汗をかかず、苦労せず、赴かずして、他者を呼び付け、対価を払わずして非難しながら解決するよう強要する

 社会人の方で、偶にお見掛けします


 何故に、そんな態度で願いがかなうと思うのだろう?

 

 …


お湯を沸かし、麺を解しながら茹でて、2分半、ザルで湯切りする

あらかじめ、スープの元を丼に入れて熱湯で割る


 …


 私は、人の及ばぬものは神に祈り感謝したりする

 大抵の場合の願い事は、人が努力すれば、手が及ぶ範囲であり、自己の願いや正義は、自らの手で為し、自分の能力で出来ない部分は、他者に対価を払い、お願いするが筋であり、道理であり、礼儀であり、人の道であります

 自らの手を汚さずに、周りに願いがかなわないと非難するだけでは、何の願いもかなうことはない

 …


 …


湯切りした麺を、丼に入れてあったスープに浸し、オカズを乗せて完成です

ああ、美味しそうです

あらかじめ、配膳はしてあり、鍋などは作りながら片付けている


 …


 ラーメン一杯食べるにも、自分で作るか、対価を払い、お願いして作ってもらうしかない

 そしてその際、礼儀正しく、いただきます、ごちそうさま、と、感謝するのは当たり前だの為五郎であります







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ